令和5年度 技術講習会

難削材加工とバニシング加工による形状・表面創成技術に関する 研究事例紹介


概要

 近年の切削加工に対する要求には、金型部品など高硬度材料の切削加工や、製品の高品質化を目的とした表面性状の向上技術があげられ ます。本講演会では、超硬材料やセラミックの直彫り加工や、製品表面の改質が可能なバニシング加工について、数多くの研究に取り組ま れている福井大学の岡田将人先生に、難削材加工とバニシング加工による形状・表面創成技術に関する研究事例をご紹介いただきます。
 切削加工に携わる技術者の皆様や新しい切削加工技術に興味のある方に是非ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
(講習会参加案内より)

内容

  • 日時および会場
     日時 令和6年2月28日(水)13:30~15:30
     会場 長野県工業技術総合センター 精密・電子・航空技術部門(岡谷市長地片間町1-3-1)
        およびオンライン(Zoom)
  • 講演内容

     難削材加工とバニシング加工による形状・表面創成技術に関する研究事例紹介
      ・ダイヤモンドコーテッド超硬工具による超硬合金・セラミックスの直彫り加工
      ・熱可塑性CFRP(CFRTP)の高品位穴加工のための凸型切れ刃を備えた超硬ドリルの加工特性
      ・しゅう動方向を制御可能な能動回転型傾斜ローラバニシング加工法
      ・平面・曲面を対象とした工具回転型チップバニシング加工法 
                                   等々

  • 講師
    福井大学
    学術研究院工学系部門 機械工学講座
    教授 岡田 将人 氏