令和3年度 技術講習会

ものづくり産業の進展と将来展望

第1回 日本の製造業の過去・現在・未来

第2回 塑性加工の過去・現在・未来

概要

 昨今ではコロナウィルスの流行による自動車売り上げへの影響や、様々な部材供給の遅れなどが発生しており、これまでよりも益々将来 を見通すことが困難になっております。そこで、ものづくり産業には、社会の未知の変化に対応できる新製品開発体制の構築が求められて います。本講演の第1回では日本の製造業の今後の可能性を探るため、日本の製造業の成功パターンと失敗パターンを分析し、新規開発の 成功条件を考察します。第2回はこれまでの塑性加工技術の進展について説明し、競争力のある塑性加工製品を開発するためのヒントにつ いて学習します。
塑性加工関連企業の皆様はもちろん、ものづくりに関わる企業の皆様にも是非ご聴講いただきたい内容となっております。研究会員の皆様 のご参加をお待ちしております。
(講習会参加案内より)

内容

  • 日時および会場
     第1回 令和3年11月30日(火)14:30~16:00
     第2回 令和3年12月14日(火)14:30~16:00
      会場 オンライン会場(WebEx Meetings)
  • 講師
      大阪大学 名誉教授 小坂田 宏造先生
  • 講演内容
            第1回:日本の製造業の過去・現在・未来
            ・日本製造業の成功と失敗の分析
                戦後日本の経済状況、造船、電子産業、半導体、鉄鋼生産、自動車産業、鍛造産業
            ・今後の製造業の成功条件
                モノづくりの環境、製造業経営者の資質、ナンバーワンからオンリーワンへ、
                オンリーワンとイノベーション

            第2回:塑性加工の過去・現在・未来
            ・産業革命期における塑性加工進展
            ・産業革命後1980年代までの塑性加工
                機械プレス、薄板圧延、板プレス成形、熱間鍛造、冷間鍛造
            ・1980年以降の日本の塑性加工の進展
                板圧延、板プレス成形、熱間鍛造、冷間鍛造
            ・サーボプレスによる塑性加工の可能性
  • 講演資料
     小坂田先生のご厚意により動画ファイルにて講演の様子を視聴いただけます。
            第 1回:日本の製造業の過去・現在・未来
            第 2回:塑性加工の過去・現在・未来