令和元年度 技術セミナ

難削材切削加工における現状と課題解決への最新技術動向

概要

 機能的な性質を持つ金属や機械加工用材料が多く市販されていますが,その多くは削りにくい性質を持っており難削材と呼ばれていま す。耐熱合金や高硬度材,脆性材料,複合材料等が代表的で,航空機や医療機器,半導体製造装置関連を始め,あらゆる産業分野で活用が 進んでいます。加えて日々新たな材料も開発されており,これら難削材の特徴を理解して適切な切削条件の設定と加工環境を整えることが 競争力向上の鍵を握っています。
本講習会では難削材切削加工の高度化を図るため,難削材の切削加工に関する基礎知識(難削性を引き起こす原因や適切な切削条件の重要 性など)や,高圧クーラントの活用技術に代表される最新の技術動向などについて,前東京大学生産技術研究所教授で現在は東京電機大学 特別専任教授の帯川利之先生からご講演をいただきます。
(講習会参加案内より)

講習会資料

※講習会資料は,研究会会員のみ閲覧可能であり,改変,公表,転載はせず,会社内のみでの使用としていた だくようお願い致します。

内容

  • 日時および会場
     令和2年2月6日(木)14:30~17:00
     長野県工業技術総合センター 精密・電子・航空技術部門
  • 講師および講演内容
     東京電機大学 特別専任教授
     帯川 利之 先生

    ・難削材の基礎知識(なぜ削りにくいのか?)
    ・精密加工分野における難削材切削加工の現状
    ・高圧クーラント利用技術
    ・これからの難削材切削加工とブレークスルー 等々

当日の様子


講師
東京電機大学 帯川 利之 先生


全体
技術セミナの様子