切削加工で必ず生じる切りくずのトラブルは、巻き込み・噛み込みによる被削材や工具の損傷、作業の安全性など多岐に渡ります。そのため、適切な処理を施すかどうかで生産効率が大きく左右されます。
切りくずは「くず」と表されるように最後は廃棄されるものですが、一方で切削加工におけるトラブルの原因を如実に物語るツールでもあります。切りくずの形態や特性を理解して観察することで、加工品質の向上や技術レベルの高度化にもつながります。
そこで、切りくずの基礎や特性、処理技術の最適化等の知識を身につけるため、兵庫県立大学の奥田先生をお招きしましてご講演いただきます。
(講習会参加案内より)
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