平成26年度 長野県精密加工技術研究会 技術講習会

成形性を高めるサーボプレス利用技術

〜サーボプレス活用術、成形性を向上する潤滑技術〜


■概要


 

  塑性加工分野においては、従来では成し得なかった難加工材の加工、および、さらなる高精度化と複雑化への対応が急務です。しかし、サーボプレスがその困難 な課題に100%対応できているか、または、今後対応できるようになるかについては不明な点が多く、現場においても、未だに有効活用のための課題が多く 残っています。実際の成形では、加工モーション、機械剛性、潤滑、金型、被加工材質などの成形性に影響を及ぼす周辺技術が極めて多いため、混乱することも 多く、問題点の把握も漠然としており、手探りで進めている部分が多くあります。
そこで、今後さらに厳しくなる成形技術の高度化を実現すべく、改めて基本に立ち返り、有効活用のための基礎的な考え方を学ぶため、プレス技術(雑誌)や各 種講習会、技術図書などで著名な小松技術士事務所の小松勇氏と、サーボプレスを有効活用するための潤滑技術を研究されている日本工作油(株)の吉田武志氏 をお招きし、今後の塑性加工技術の発展のために、重要なポイントをそれぞれの観点からご講演いただきます。

 
(講習会参加案内より)



■内容および講師

日時・会場
平成26年12月1日(月) 13:00〜16:30
長野県工業技術総合センター 精密・電子技術部門
内容
□サーボプレス活用術
モーション、機械剛性、金型、被加工材質などが及ぼす成形性への影響、有効活用の方法、活用事例、今後の課題・動向など

□成形性を向上する潤滑技術
成形性向上に向けた潤滑剤の活用、潤滑剤の選択ポイント、注意点、今後の課題・動向など

講師
小松技術士事務所
所長 小松 勇 氏

日本工作油(株)
技術部 吉田 武志 氏

資料
資料1 資料2 (会員のみ閲覧可能)
写真
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講師:小松 勇 氏

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講師:吉田 武志 氏

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当日の様子